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ドイツ・クリスマスマーケットのお土産決定版!割らずに持ち帰る「鉄壁パッキング術」と指名買いリスト

「あ、このガラスのオーナメント、繊細で素敵!…でも、スーツケースの中で割れちゃいそうだからやめておこうかな」
「マグカップ、可愛いけど重いし、ベタベタするって聞くし…」

今、ドイツ旅行のガイドブックやインスタグラムを見ながら、そんな風にため息をついていませんか?
その気持ち、痛いほどよく分かります。私もドイツに住み始めた頃、ニュルンベルクのマーケットで一目惚れした天使のガラス細工を、持ち帰る自信がなくて泣く泣く置いて帰ったことがあります。あの時の後悔といったら!

でも、今は断言できます。「割れるから」という理由で、運命の出会いを諦める必要は全くありません。

プロのバイヤーが実践している「鉄壁のパッキング術」と、日本から持参する「魔法の梱包セット」さえあれば、どんなに繊細なガラスも、重たい陶器も、無傷で日本へ連れて帰ることができるからです。

この記事では、ドイツ雑貨バイヤーとして毎年100個以上のマグカップを破損ゼロで持ち帰っている私が、「絶対に割らない持ち帰り方」と、現地で迷わず手に入れるべき「運命の逸品リスト」を完全公開します。

さあ、スーツケースの半分を空けて、準備はいいですか?

この記事を書いた人

エマ・シュナイダー (Emma Schneider)
ドイツ雑貨バイヤー / クリスマスマーケット愛好家

ドイツ在住歴8年。ドイツの伝統工芸品やクリスマス雑貨の輸入・販売を手がける。毎年10箇所以上のクリスマスマーケットを巡り、これまでに日本へ持ち帰ったマグカップは100個以上(破損ゼロ記録更新中)。
【メッセージ】 「可愛いものは全部連れて帰りたい!」その願い、私が叶えます。お土産選びは、日本で箱を開けて飾る瞬間までがエンターテインメント。最高のクリスマスの思い出を、一緒に作りましょう!

目次

現地で後悔しないために!日本から持参すべき「魔法の梱包セット」

まず、出発前に必ずやってほしいことがあります。それは、日本から「梱包セット」を持参することです。

「現地で買えばいいや」と思っていませんか? それは危険です。ドイツのスーパーやドラッグストアで、日本のような高品質な「プチプチ(気泡緩衝材)」や「ちょうどいいサイズのタッパー」を探すのは至難の業。貴重な観光時間を梱包材探しに費やすのはもったいないですよね。

私が必ずスーツケースに入れている「4種の神器」をご紹介します。これさえあれば、どんなお土産も怖くありません。

  1. 気泡緩衝材(プチプチ): 100均で売っているロールタイプを1〜2本。
  2. マスキングテープ: プチプチを留めるのに必須。ハサミ不要で手で切れるものがベスト。
  3. ジップロック(Lサイズ): マグカップや液体の漏れ防止に。
  4. タッパー(深型): これが最強の裏技。繊細なオーナメントを守る「鎧」になります。

【指名買いリスト①】一生モノの輝き。「Käthe Wohlfahrt」の木製オーナメント

準備ができたら、いよいよお買い物です!
まず絶対に外せないのが、一年中クリスマス用品を扱う専門店「Käthe Wohlfahrt(ケーテ・ウォルファルト)」です。

ローテンブルクに本店を構えるこのお店は、一歩足を踏み入れればそこはもうおとぎの国。数あるアイテムの中でも、私が「一生モノ」としておすすめしたいのが、エルツ地方の職人が作る「木製オーナメント」です。

安価な輸入品と違い、ドイツの伝統的な木工芸品は、職人が一つひとつ手彫りで仕上げ、丁寧に塗装しています。特に「パイプ人形(煙出し人形)」の愛らしさは格別です。お腹の中にお香を入れると、口からプカプカと煙を吐く姿は、見ているだけで心が温まります。

木製の良いところは、ガラスに比べて割れにくく、年月が経つほどに木の風合いが増すこと。毎年一つずつ買い足して、コレクションしていく楽しみもありますよ。

【指名買いリスト②】数百円の宝物。「グリューワインカップ」の賢い集め方

クリスマスマーケットの醍醐味といえば、熱々のグリューワイン(ホットワイン)。そして、そのワインが入っている「マグカップ」こそ、最も安くて記念になるお土産です。

「え、お店の食器を持ち帰っていいの?」と驚くかもしれませんが、大丈夫です。これには「Pfand(プファンド)」というデポジット制度が関係しています。

Pfand(デポジット)の仕組み

グリューワインの価格には、飲み物代とは別に、カップ代(2〜5ユーロ程度)が含まれています。

  • 飲み終わってカップを返却する → カップ代が返金される。
  • 返却せずに持ち帰る → カップ代はお店に入り、カップはあなたのものに。

つまり、実質数百円で、その都市やその年限定のデザインカップが手に入るのです!特に長靴の形をした「ブーツ型マグカップ」は人気が高いので、見つけたら即ゲットしてください。

持ち帰りの注意点:ベタベタ対策

飲み終わったカップは、ワインの糖分でベタベタしています。トイレの手洗い場などで軽くすすげればベストですが、混雑していて難しい場合も多いです。
そこで活躍するのが、持参した「ウェットティッシュ」「ジップロック」です。飲み残しを捨て、ウェットティッシュで内側を拭き、ジップロックに密閉する。これでバッグの中が汚れる心配はありません。

【指名買いリスト③】パケ買い必至!「Lebkuchen Schmidt」の宝石箱

自分用にはもちろん、大切な人へのお土産としてもおすすめなのが、ニュルンベルクの老舗「Lebkuchen Schmidt(レープクーヘン・シュミット)」の缶入りお菓子です。

レープクーヘンは、スパイスと蜂蜜をたっぷり使ったドイツの伝統的な焼き菓子。好き嫌いは分かれる味ですが、シュミットの魅力は何といってもその「缶(Truhe)」の美しさにあります。

中世の宝箱を模したデザインや、歴史的な絵画がプリントされた缶は、もはや芸術品。お菓子を食べ終わった後は、裁縫箱にしたり、旅のチケットや写真を保管する「思い出ボックス」として使ったりできます。「残るお土産」として、これほど優秀なものはありません。

バイヤー直伝!ガラスも陶器も絶対に割らない「鉄壁パッキング術」

さあ、運命のお土産たちをホテルに持ち帰ったら、最後の仕上げ「パッキング」です。ここで手を抜くと、帰国後に悲劇が待っています。バイヤー直伝のテクニックで、完全防御しましょう。

1. マグカップは「靴下」で守る

マグカップの中に、丸めた靴下やタイツを詰めます。取っ手の部分は特に折れやすいので、プチプチで厳重に巻き、その上からさらにフェイスタオルや厚手の服でくるみます。

2. ガラスオーナメントは「タッパー」が最強

ここで登場するのが、日本から持参した「タッパー」です。
繊細なガラスオーナメントをプチプチで軽く包み、タッパーの中に入れます。隙間ができないように、周りに柔らかい紙やプチプチを詰めて、蓋をします。
こうすることで、スーツケースが外から圧迫されても、タッパーという硬い殻が中身を守ってくれるのです。これが、タオルで巻くだけの方法との決定的な違いです。

3. スーツケースは「サンドイッチ詰め」

パッキングの配置も重要です。

  • 底側(ハンドル側): 重いもの(シュミットの缶、本、衣類)
  • 中心部: 割れ物(タッパーに入れたオーナメント、マグカップ)
  • 上側(蓋側): 軽い衣類

割れ物を衣類でサンドイッチするように配置し、衝撃を吸収させます。これで、ドイツの石畳を転がしても、飛行機で投げられても(!)、中身は無事です。

よくある質問 (FAQ)

Q. クリスマスマーケットの屋台でクレジットカードは使えますか?

A. 基本的に「現金のみ」だと思ってください。
最近はカード対応のお店も増えてきましたが、グリューワインや焼きソーセージなどの屋台は、ほとんどが現金払いです。特に小銭(コイン)が必要になるので、高額紙幣はスーパーなどで崩して、常に小銭を用意しておきましょう。

Q. シュトーレンを買いたいのですが、日持ちはしますか?

A. 本場のシュトーレンは数ヶ月持ちます!
ドイツのシュトーレンは保存食としての側面もあるため、適切に保存すれば2〜3ヶ月は美味しく食べられます。ただし、乾燥には弱いので、切った断面を合わせてラップで包み、冷暗所で保管するのがコツです。

まとめ:準備さえすれば、ドイツのお土産は一生の宝物になる

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
「割れるかも…」という不安は、少し解消されましたでしょうか?

ドイツのクリスマスマーケットにある雑貨たちは、単なるモノではありません。
職人の想い、現地の空気、そして何より「あなたがその場所でときめいた瞬間」を閉じ込めた、かけがえのない記憶のカプセルです。

  • 日本から「梱包セット」を持参する。
  • ケーテ・ウォルファルトやシュミットで「本物」を選ぶ。
  • タッパーと衣類で「鉄壁パッキング」をする。

この3つさえ守れば、あなたのお土産は無傷で日本に届き、これからの人生で何度もクリスマスの幸せな記憶を呼び覚ましてくれるはずです。

さあ、まずは近くの100均へ行って、タッパーとプチプチを買いに行きましょう!
あなたのドイツ旅行が、素敵な出会いと宝物で溢れる旅になりますように。

参考文献

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