「ドイツのクリスマスマーケット、楽しみだけどドイツ語なんて全然分からない…」
「メニューが読めなくて、結局ソーセージしか食べられなかったらどうしよう」
出発を目前に控えて、そんな不安を感じていませんか?
ガイドブックには美味しそうな料理がたくさん載っているけれど、いざ現地の屋台の前に立つと、緊張して言葉が出てこない…なんてことになったらもったいないですよね。
でも、安心してください。ドイツ語が話せなくても、美味しいものは食べられます。
実は、屋台のおじちゃんやおばちゃんは観光客に慣れっこです。必要なのは、流暢なドイツ語ではなく、「指差し」と「魔法の言葉」、そしてほんの少しの勇気だけ。
この記事では、ドイツ在住12年、屋台飯を500食以上食べ尽くした私が、スマホで見せるだけで注文できる「指差しメニュー表」と、女子旅を最高に盛り上げる「絶対にハズレない定番グルメ」を厳選してご紹介します。
これを読めば、あなたの不安は「早く食べたい!」というワクワク感に変わるはず。さあ、美味しい冒険に出かけましょう!
この記事を書いた人
ミュラー 由紀 (Yuki Müller)
ドイツ在住フードライター / クリスマスマーケット案内人ドイツ在住歴12年。「美味しいドイツ」をテーマに雑誌やWebで連載を持つ。毎年20箇所以上のクリスマスマーケットを取材し、これまでに食べた屋台飯は延べ500食以上。
【メッセージ】 「ドイツ語なんてダンケしか知らない…」そんな不安、今日で終わりにしましょう。美味しいものは世界共通語です。スマホの画面を見せて「ダス ビッテ(これください)!」。たったこれだけで、熱々のきのこ煮込みや甘いパンケーキがあなたの手元にやってきます。
注文は「Das bitte(ダス ビッテ)」だけでOK!屋台でのサバイバル術
まず最初に、一番大切な「注文の仕方」をマスターしましょう。
難しい文法は一切不要です。覚えるべきフレーズはたった一つ。
「Das bitte(ダス ビッテ)」=「これください」
欲しい商品を指差して、笑顔でこう言うだけです。個数は指で示せばOK。「Einmal(アインマル=1つ)」「Zweimal(ツヴァイマル=2つ)」と言えれば完璧ですが、指だけでも十分通じます。
知っておきたい「Pfand(プファンド)」の仕組み
会計の時、「あれ? メニューの値段より高い?」と思うことがあるかもしれません。それはぼったくりではなく、「Pfand(デポジット)」が含まれているからです。
グリューワインのマグカップや、料理のお皿には、1〜3ユーロ程度のデポジットが上乗せされています。
- 食器を返却する → デポジットが返金される。
- 持ち帰る → デポジットは返ってこないが、食器はあなたのものに。
マグカップを持ち帰りたい場合は、そのままバッグに入れてOKです。返金してほしい場合は、食器を屋台に戻して「Pfand zurück, bitte(プファンド ツルック ビッテ=デポジット返してください)」と言えばお金が戻ってきます。
【食事編】ソーセージだけじゃない!女子旅で絶対食べるべき「3大屋台グルメ」
注文の仕方が分かったところで、いよいよ実食です!
「ドイツ=ソーセージ」のイメージが強いですが、それだけ食べて帰るのはもったいない。女子旅にこそおすすめしたい、ヘルシーで美味しい定番メニューをご紹介します。
1. Champignons(シャンピニオン)|きのこの煮込み
「肉ばかりで胃が疲れた…」そんな時の救世主!
大きな鍋でグツグツ煮込まれたマッシュルームです。ニンニクとハーブの香りが食欲をそそり、特製のガーリックソース(Knoblauchsoße)をたっぷりかけて食べます。パンが付いてくることが多いので、ソースを浸して食べるのが最高。野菜不足も解消できる、女子に大人気のメニューです。
2. Reibekuchen(ライベクーヘン)|ポテトパンケーキ
「えっ、ポテトにリンゴ?」驚きの組み合わせがクセになる!
すりおろしたジャガイモを揚げ焼きにした、ドイツ風ハッシュドポテト。外はカリカリ、中はモチモチです。
最大の特徴は、「Apfelmus(アップルムース=リンゴソース)」を付けて食べること。最初は抵抗があるかもしれませんが、ポテトの塩気とリンゴの甘酸っぱさが絶妙にマッチして、一度食べると止まらなくなります。
3. Currywurst(カリーヴルスト)|カレーソーセージ
ビールが進む!ドイツB級グルメの王様
焼いたソーセージを一口大にカットし、ケチャップとカレー粉をたっぷりかけたもの。
普通の焼きソーセージ(Bratwurst)も美味しいですが、カリーヴルストはスパイシーで味が濃いので、パンやポテトと一緒にシェアして食べるのがおすすめです。
指差し注文OK!必食グルメ・ドイツ語メニュー表
| 料理写真(イメージ) | ドイツ語名 / カタカナ | 特徴・おすすめポイント |
|---|---|---|
| 🍄(きのこ煮込み) | Champignons (シャンピニオン) | ニンニクソースが絶品!ヘルシーでパンとの相性抜群。 |
| 🥔(ポテトパンケーキ) | Reibekuchen (ライベクーヘン) | カリカリポテト×リンゴソースの甘じょっぱい誘惑。 |
| 🌭(カレーソーセージ) | Currywurst (カリーヴルスト) | 定番中の定番。スパイシーでビールに合うB級グルメ。 |
※スマホでこの画面を店員さんに見せて指差ししてください。
【飲み物編】お酒が弱くても大丈夫!「グリューワイン」と「キンダープンシュ」
クリスマスマーケットの主役といえば、スパイスの効いたホットワイン「Glühwein(グリューワイン)」です。
でも、「お酒が弱くて飲めない…」という方も安心してください。ノンアルコールの選択肢もしっかり用意されています。
Glühwein(グリューワイン)|ホットワイン
- Rot(ロート=赤): 最も一般的。濃厚でスパイス感が強い。
- Weiß(ヴァイス=白): 赤よりもさっぱりしていて、フルーティーで飲みやすい。
Kinderpunsch(キンダープンシュ)|子供用パンチ
これがノンアルコール派の強い味方!「子供用」という名前ですが、大人も普通に注文します。
ブドウやリンゴのジュースに、シナモンやクローブなどのスパイスを入れて温めたもの。グリューワインと同じマグカップに入れてくれるので、周りと同じようにお洒落な雰囲気を楽しめます。疎外感ゼロで乾杯できますよ!
✍️ 専門家の経験からの一言アドバイス
【結論】: お酒が弱い人は、注文時に「Mit Schuss(ミット シュス=ショット追加)」に注意してください。
なぜなら、これはグリューワインにラム酒やアマレットなどの強いお酒を追加するオプションだからです。メニューに「Mit Schuss」と書いてあるものはアルコール度数が跳ね上がっているので、避けるのが無難です。
【スイーツ編】別腹を満たす!食べ歩きに最適な「ドイツの甘い誘惑」
食後のデザートや、ちょっとしたおやつに。食べ歩きにぴったりなスイーツも充実しています。
Schneeball(シュネーバル)|雪の玉
ローテンブルク名物の揚げ菓子。短冊状の生地を丸めて揚げ、粉砂糖やチョコをまぶしたもの。
見た目のインパクトは抜群ですが、味はサクサクとした素朴なクッキーに近いです。かなり大きいので、一つ買って友人とシェアするのが正解です。
Gebrannte Mandeln(ゲブランテ マンデルン)|焼きアーモンド
屋台から漂う甘く香ばしい香りの正体はこれ。アーモンドを砂糖とシナモンでキャラメリゼしたお菓子です。
カリッとした食感と温かい甘さが、寒い冬のマーケット歩きにぴったり。紙袋に入れてくれるので、食べきれなかったらそのまま持ち帰ってホテルでつまんだり、お土産にしたりするのもおすすめです。
よくある質問 (FAQ)
Q. 屋台でクレジットカードは使えますか?
A. 基本的に「現金のみ」だと思ってください。
最近はカード対応のお店も増えてきましたが、少額の決済や混雑時は現金を好まれます。特に50ユーロ札などの高額紙幣は嫌がられることがあるので、コインや5ユーロ、10ユーロ札を多めに用意しておきましょう。
Q. 料理の量は多いですか?
A. 日本の感覚だとかなり多いです。
ソーセージもパンもビッグサイズです。色々な種類を食べたいなら、友人とシェアするのが鉄則。「Einmal(アインマル=1つ)」注文して、二人で分けるのが賢い楽しみ方です。フォークなどはセルフサービスで置いてあることが多いので、2本もらえばOKです。
まとめ:言葉の壁は「美味しい」の前では無力。勇気を出して指差し注文してみて
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
「ドイツ語が分からないから不安」という気持ちは、少し解消されましたでしょうか?
言葉の壁なんて、目の前の美味しそうな料理の前ではちっぽけなものです。
屋台のおじちゃんも、あなたが一生懸命「Das bitte!」と伝えれば、きっと笑顔で応えてくれます。
- 注文は「Das bitte(これください)」と指差しで。
- ソーセージ以外に「シャンピニオン」や「ライベクーヘン」に挑戦する。
- お酒が飲めなくても「キンダープンシュ」で乾杯する。
この3つを覚えておけば、あなたのクリスマスマーケット体験は、ただ「見るだけ」の観光から、五感で楽しむ「最高の思い出」に変わります。
さあ、この記事をブックマークして、屋台の前で画面を見せてみてください。
あなたの勇気ある「ダス ビッテ」が、素敵な旅の1ページを作りますように!
