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パリ3泊5日でもスーツケース半分空く!元CA直伝「捨てない」荷物の減らし方

「久しぶりの海外旅行、あれもこれもと詰めていたらスーツケースがパンパン…」
「パリでおしゃれもしたいし、お土産もたくさん買いたい。でも、荷物を減らすために何かを諦めなきゃいけないの?」

その不安、痛いほどわかります。私もCAになりたての頃は、心配で荷物が山積みになり、先輩に呆れられた経験があります。

でも、安心してください。無理に断捨離をして、旅先で不便な思いをする必要はありません。「1つ2役」のアイテム選び「現地調達」という視点を持つだけで、荷物は劇的に減らせます。

この記事では、元国際線CAの私が、おしゃれも快適さも諦めない、プロ直伝の「シンデレラフィット」パッキング術を公開します。スーツケースの半分を空けて、パリの素敵な思い出を詰め込む準備を始めましょう。


この記事の著者

坂本 恵の顔写真

坂本 恵(さかもと めぐみ)

元国際線CA / トラベルコーディネーター

10年間の乗務で世界30カ国以上を渡り歩き、「3泊4日をキャリー1つ」で過ごす技術を確立。現在は旅行セミナー講師として、「捨てられない気持ち」に寄り添ったパッキング術を伝授している。


目次

なぜあなたの荷物は減らないのか? 「念のため」の正体

「もし雨が降ったらどうしよう」「もし生理が来たら」「もし胃が痛くなったら」…。
パッキング中に頭をよぎるこの「もしも」こそが、あなたのスーツケースを重くしている犯人です。

特にパリへの旅行では、「石畳」と「スーツケースの重さ」は最悪の敵対関係にあります。パリの地下鉄はエスカレーターがない駅も多く、10kgを超える荷物を持って階段を上り下りするのは、想像以上に過酷な試練となります。

「現地調達」は妥協ではなく、旅のイベント

ここで少し視点を変えてみましょう。「念のための荷物」の多くは、「現地調達」という代替手段で解決できます。

パリは先進国です。生理用品も、シャンプーも、風邪薬も、街中のスーパー「Monoprix(モノプリ)」や薬局(Pharmacie)で手に入ります。むしろ、現地のスーパーで日用品を買うことは、パリジェンヌの暮らしを体験する楽しいイベントになりませんか?

「足りなかったら現地で買えばいい」。そう割り切るだけで、肩の荷も、スーツケースの重さも、驚くほど軽くなります。

パリ旅行で日本から持参すべき必須アイテムと、現地スーパーのモノプリなどで調達可能なアイテムを分類したイラストマップ。

✍️ 専門家の経験からの一言アドバイス

【結論】: 「捨てられない」荷物は、一度スーツケースの外に出して「現地で買えるか?」と自問してみてください。

なぜなら、私たちは「現地で手に入らないかもしれない」という漠然とした不安から荷物を増やしがちだからです。実際に私は、現地で買った生理用品のパッケージが可愛くて、自分へのお土産にしたことがあります。「現地調達」は、荷物を減らすだけでなく、旅の思い出を増やすチャンスでもあるのです。

おしゃれは足元から減らす! CA流「ボトムス固定」の着回し術

衣類は荷物の中で最も体積をとります。しかし、おしゃれなパリに行くのに、毎日同じ服で写真を撮るのは嫌ですよね。
そこで提案したいのが、CAも実践している「ボトムス固定」の法則です。

ボトムス1:トップス3の黄金比率

3泊5日の旅行なら、ボトムスは「履いていく1本」+「予備1本(またはスカート)」の計2着で十分です。ボトムスは写真に写り込む面積が小さく、汚れるリスクも低いため、毎日変える必要はありません。

その代わり、顔周りの印象を決めるトップスを3枚持っていきましょう。「ボトムス」と「トップス」の比率を1:3にすることで、少ない荷物でも毎日違うコーディネートを楽しめます。

1本の黒パンツをベースに、トップスと小物を変えることで機内、美術館、ディナーの3つのシーンに対応する着回しコーディネート例。

コスメポーチが劇的に軽くなる「コンタクトケース」の魔法

「化粧水も乳液も、いつものボトルじゃないと肌荒れが心配…」
その気持ち、よくわかります。でも、重たいガラス瓶をそのまま持っていくのはNGです。

ここで登場するのが、「コンタクトレンズケース」です。これが、「化粧品ボトル」の軽量化において最強のアイテムになります。

1ケースで2回分! 究極の小分けテクニック

リキッドファンデーション、化粧下地、フェイスクリーム、ヘアワックスなど、とろみのある液体類はすべてコンタクトケースに移し替えましょう。

  1. 圧倒的な軽さ: ガラス瓶からプラスチックの極小ケースになるだけで、数百グラムの軽量化になります。
  2. 漏れない: コンタクトケースは保存液を入れるために作られているので、密閉性が高く、気圧の変化で漏れる心配がありません。
  3. 適量: 左右のカップにそれぞれ入れれば、朝晩2回分、あるいは2種類(下地とファンデ)を1つのケースで持ち運べます。

試供品は肌に合わないリスクがありますが、この方法なら「いつものコスメ」を安心して持っていけます。

かさばる化粧品ボトルやチューブの中身をコンタクトレンズケースに移し替えることで、劇的にコンパクトになる様子を示した比較図。

よくある質問 (FAQ)

最後に、パッキングの仕上げとして、よくある迷いを断ち切っておきましょう。

Q. ヘアアイロンは持っていくべきですか?

A. パリの湿度は低いので、持っていかなくてもなんとかなります。
日本と違ってパリは乾燥しているため、巻き髪が取れにくく、寝癖もつきにくいです。どうしても必要な場合は、コードレスのミニサイズを選ぶか、現地の電圧に対応しているか必ず確認しましょう。私は「まとめ髪アレンジ」で乗り切る派です。

Q. 圧縮袋は使ったほうがいいですか?

A. シワになりやすいので、洗濯ネット&風呂敷がおすすめです。
ビニールの圧縮袋は服がシワシワになりがちです。私は100均の「洗濯ネット」に服を入れ、それを「風呂敷」で包んでギュッと結ぶ方法をおすすめしています。これなら通気性も良く、帰宅後はネットごと洗濯機に放り込めるので楽ちんですよ。

まとめ:空いたスペースには「思い出」を詰め込んで

荷物を減らすことは、何かを我慢することではありません。
重い荷物から解放され、パリの街を軽やかに歩くための「自由」を手に入れることです。

「念のため」の荷物を「現地調達」の楽しみに変え、「1つ2役」のアイテムを活用する。
そうして空いたスーツケースの半分には、パリで見つけた素敵な雑貨や、美味しいお菓子、そしてあなた自身の最高の思い出を詰め込んで帰ってきてください。

まずは手始めに、化粧ポーチの中にある重たいリキッドファンデを、コンタクトケースに移すことから始めてみませんか?


参考文献

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