「ケイジャンチキンを作りたいのに、肝心のスパイスがない!」
「今からスーパーに買いに行くのは面倒だし、一度きりのために瓶を買うのもなぁ…」
そんな絶望的な状況、ありますよね。でも、諦めないでください。
実は、あなたの家の冷蔵庫にある「カレー粉」と「一味唐辛子」があれば、あのスパイシーで中毒性のある味は作れるんです。
この記事では、パプリカパウダー不要、カレー味にならず、ちゃんとケイジャン風になる「ジェネリック・ケイジャン」の黄金比を伝授します。今夜のビールに合う最高のおつまみを、今すぐ作り始めましょう。
この記事の著者
坂本 剛(さかもと つよし)
週末料理研究家 / スパイスカレー愛好家
「家にあるもので世界の料理」をテーマにしたブログが月間30万PV。特に「代用レシピ」の再現度の高さに定評がある。週末はキッチンでビール片手に、新しい味の実験に明け暮れている。
なぜ「カレー粉」で代用できるのか? スパイスの意外な共通点
「カレー粉を使ったら、カレー味になっちゃうんじゃないの?」
そう思うのも無理はありません。しかし、カレー粉は単なる「カレー味の素」ではなく、20〜30種類ものスパイスがブレンドされた「スパイスの宝庫」なのです。
実は、ケイジャンスパイスとカレー粉には、驚くほど多くの共通点があります。

このように、辛味(唐辛子)や香り(クミン、コリアンダー)のベースは既にカレー粉に含まれています。つまり、カレー粉特有の「クミンの香り」さえうまくコントロールできれば、ケイジャンスパイスに限りなく近づけることができるのです。
✍️ 専門家の経験からの一言アドバイス
【結論】: カレー粉を使う時は、必ず「ニンニク」と「唐辛子」を多めに足してください。
なぜなら、カレー粉単体だとクミンの香りが勝ってしまい、どうしても「カレー味」になってしまうからです。ニンニクのパンチと唐辛子の刺激でクミン臭をマスキング(覆い隠す)することで、初めて「ケイジャン風」の味に変化します。
黄金比は「1:1:2」。カレー味にしないための調合ルール
では、具体的な配合を見ていきましょう。私が試行錯誤の末にたどり着いた、失敗しない黄金比はこれです。
ジェネリック・ケイジャンの黄金比
- カレー粉:小さじ1
- 一味唐辛子:小さじ1
- 塩:小さじ2
- ニンニク(チューブ):3〜4cm(多め)
- コショウ:少々
ポイントは、「カレー粉と一味唐辛子を同量にする」こと。
通常、カレーを作る時は唐辛子は少量ですが、ここでは思い切って同量入れます。この強烈な辛味がカレーの香りを上書きし、ケイジャン特有の「突き抜けるようなスパイシーさ」を生み出します。

🎨 デザイナー向け指示書:インフォグラフィック
件名: 調味料の分量比較写真
目的: 「1:1:2」という比率を直感的に理解させ、調理時の迷いをなくす。
構成要素:
1. カレー粉: 小さじ1杯分の山
2. 一味唐辛子: 小さじ1杯分の山(カレー粉と同じ大きさ)
3. 塩: 小さじ2杯分の山(カレー粉の倍の大きさ)
4. ニンニク: チューブから出した状態(多め)
デザインの方向性: 黒い背景や木目のテーブルに調味料を並べ、コントラストを効かせた写真。
参考altテキスト:
このミックススパイスを鶏肉に揉み込んで焼けば、ビールが止まらないケイジャンチキンの完成です。パプリカパウダーがないので色は少し茶色っぽくなりますが、味は保証します。
もしあれば足したい「+α」の隠し味
基本の黄金比だけでも十分美味しいですが、もしキッチンの棚に眠っているなら、以下のアイテムを足すとさらに本格的な味になります。
- コンソメ(顆粒):小さじ1/2
- 旨味の底上げに。お店の味に近づきます。
- 乾燥バジル・パセリ・オレガノ:適量
- 緑のハーブが入ると、香りの複雑さが増し、見た目も本格的になります。
- 粗挽き黒胡椒:多め
- 一味唐辛子とは違う、ピリッとした刺激がアクセントになります。
これらはあくまで「あれば」でOK。なくても十分に美味しいので、無理に買い揃える必要はありません。
よくある質問 (FAQ)
最後に、代用に関するよくある疑問にお答えします。
Q. チリパウダーならあるんですが、使えますか?
A. それなら最高です!塩を足すだけでほぼケイジャンです。
チリパウダーは、唐辛子にクミンやオレガノを混ぜたミックススパイスで、ケイジャンスパイスと構成が非常に似ています。ただし塩分が含まれていないことが多いので、塩をしっかり足して使ってください。
Q. 子供には辛すぎませんか?
A. そのままだと辛いです。マイルドにするなら「オーロラソース風」に。
一味唐辛子の量を減らし、焼く時にケチャップとマヨネーズを少し足してみてください。辛味がマイルドになり、子供でも食べやすい「ジャンバラヤ風」の味付けになります。
まとめ:今夜はジェネリック・ケイジャンで乾杯しよう
「スパイスがない」は、料理を諦める理由にはなりません。むしろ、あるもので工夫して美味しいものができた時の達成感こそ、料理の醍醐味です。
パプリカパウダーなんてなくても、カレー粉と一味唐辛子があれば、あなたの食卓はニューオーリンズに変わります。
さあ、キッチンに行ってカレー粉と一味唐辛子を混ぜてみてください。そのスパイシーな香りが漂ってきたら、もうビールの準備をするしかありませんよ!
